最高に素敵な映画を観ました。
フランス映画です…「最強のふたり」
障害者と介護者が奏でるヒューマン・コメディ。あからさまに感動を盛り上げるわけでもなく、主役二人が近づいていく姿を極上のセリフで見せていきます。シチュエーションの一つ一つにもキチンと伏線を設け、見事に感動に繋げてくれるのです。途中、アース・ウインド&ファイアーのナンバーを楽しく踊るシーンがあるのですが、僕は何だか涙が止まりませんでした。決して、哀しいシーンではなくて楽しいシーンなのですが…。知名度のあるスターなんて不在でも劇場はほぼ満席でした。首都圏のみでしか公開されていない(全国60スクリーン程度)のが、この作品も残念です。ハリウッドの大仕掛けの作品やTVで大宣伝される作品、お決まりのアニメ作品でたくさんのスクリーンを占拠しているのが何だか口惜しいです。
こんな作品を一人でも多くの方が観てくれると映画人口はもっともっと増えそうな気がします。また映画館に行きたい!って思える作品です。
『ツレがうつになりまして。』は、うつ病の夫を支える妻の話をコメディっぽく描こうとしてトライした作品でした。素敵な脚色を得て、作品自体もほぼ思い描いた完成形になりました。
今回の「最強のふたり」は、そのお手本のような印象を受けました。障害者の介護モノなんて、ちょっと間違えると感動の押し売り風映画にもなりそうですから…。洒落たセリフがちりばめられた脚本と、抑制の効いた演出にやられました。そして、主役の二人と周りの共演者たちも素晴らしかったです。
もう一度、観たくなりました。

