クランクアップ!

『東京難民』無事にクランクアップしました。
大きな事故もなく、ホッとしています。
すべてのスタッフ、キャスト、そしてご協力いただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

第4クールと第5クールが一緒くたになっての最終クール、8日間連続の撮影は過酷でした。
僕が一杯々々なのでスタッフはもっと大変だったはずです。もちろん若い俳優陣も…ホントにみんな頑張ってくれました。
これが12本目の作品ですが、とにかく肉体的にも精神的にも一番大変だったように思います。
それでも悔いのない撮影でした。
まだまだ編集や音の仕上げ作業はありますが、手応えも感じています。
きっと映画の神様が微笑んでくれるでしょう。

後日行われる打ち上げはとことん飲もうと思います!!!
とにかく今は、眠りたい。
でも、早朝5時には目が覚めるのでしょう(笑)。
一ヶ月の<東京難民>生活、やっと終わりです。明日は自宅に帰ります。
お疲れさまでした。

【追記】
1月8日が55回目の誕生日でした。
昨夜自宅に戻ると勉強机のイスの上に紙包みがありました。娘からの誕生日プレゼントでした。これまでは100円ショップのものが多かったのですが、大学生になってからはアルバイトも一所懸命にやっていて、今回はグレーのセーターでした。うん、打ち上げに着ていこう!

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第3クール、終了

『東京難民』第3クールが終了。
昨夜は日付が変わる頃に終わりました。疲労度は120%といったところでしょうか(笑)。スタッフにも病欠者が出て、ちょっと不安です。
これまでの自作品とはかなり色合いの違う映画なので、初めて撮るようなシチュエーションが多く、集中を解く時間がほとんどないのが疲れる一番の原因かも知れません。でもその分、ラッシュを観るまでの期待もいっぱいです。今回はフィルムなので、その場での確認が出来ません。なので尚更、期待がふくらみます。もちろん、不安もですが…。

今日は撮影が休みの準備日なので、2週間ぶりに自宅に戻ろうかと思ったのですが、これから先の一週間が天候の悪化が予想されるようで、大幅なスケジュールの変更なども考えられます。第4クールと最終クールは、休みを挟まずにぶっ通しで進行しそうです。その対処のために、僕自身も予習が必要なので、結局は単身マンションでの<勉強>を選択しました。こらから、溜まった洗濯をして、台本と向き合います。

スタッフの頑張りに助けられ、俳優陣も僕の即興の演出にすばやく反応してくれます。 残り10日ほど、全力で乗り切ろうと思います。

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ふ~、疲れた…

『東京難民』快調に撮影は進んでいます。
6日にクランクインしてからずっと緊張の連続で疲労度は100%。足・腰・背中・肩・首はパンパンです。今の一番の楽しみは薬用バブのお風呂に浸かって、アイスクリームをぱくりです。ただお風呂掃除や洗濯はうんざりします(笑)。単身のマンション生活はつらい!!!
とくにこの3日間の撮影は通常の2倍近い撮影の分量、オマケにあの雪!…大変でした。
雪を予想して前日に表でのロケは済ませて、当日は室内のみの撮影に切り替えたのですが、実際にあのしんしんと降り積もる雪をお昼休みに見てしまい、急遽、1シーンを雪のシーンに変更して撮影しました。助監督時代に「北の国から」や「鉄道員」で学習したことです。スタッフ・キャストは大変でしたが、おかげで素晴らしいシーンが撮れました。この瞬間の一致団結に感謝です!
お弁当屋さんが来れなくなり、近くのデパートやスーパーなどを駆け回っての調達。売る側も残したくないので、1100円のお弁当が500円OFFなど…ちょっと豪華なお弁当になりました。結局、夜もホテルを探して宿泊となりました。
昨夜はこの寒さの中で、雨を降らせてのアクションシーン。
ずぶ濡れになって寒さに耐えた俳優陣に感動、そしてすべてのスタッフに感謝の撮影でした。

今日は諸準備で撮影はありません。ちょっと緊張から解放されますが、打合せや確認事で自宅には戻れません。
何だか、自分自身も<東京難民>です(笑)。

さあ、折り返しまで来ました。
明日からまた、第3クール目に入ります。

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新作、スタート!

『ツレがうつになりまして。』以来、2年ぶりに新作映画が無事にクランクインしました。
スタッフはいつもの佐々部組のレギュラー陣が集まってくれました。俳優陣は若い俳優達を中心に初めてのキャストが多いですが、その若い俳優達を支えるように馴染みのベテラン陣が集結してくれています。

『出口のない海』以来のフィルムでの撮影が新鮮でワクワクしています。『チルソクの夏』と同じような規模なので、カメラも35ミリではなくスーパー16ミリという『チルソクの夏』と同じカメラ。初心に戻ったような感覚で新しいことに挑戦しています。

作品のタイトルや詳しい内容などをまだ報告出来ませんが、何れこのブログで報告しようと思います。
何はともあれ、昨日順調にクランクイン。
今日も順調に消化しました。
オールロケの撮影なのでちょっと寒さが堪えますが、頑張って乗り切ろうと思います。

【追記】

新作映画のタイトルだけ公開してもよいと許可が出ました。
『東京難民』
これまで撮ってきた作品とはまったくテイストの違う、僕としては過激な作品になりそうです。

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年は今週末(6日)から新作映画がクランクイン。お正月も依頼された原稿や新作の勉強などがあって落ち着きません。一昨年のお正月も『ツレうつ』のクランクインが控えていて忙しくしていたのを思い出します。今回の新作も『ツレうつ』のように上手く運ぶと嬉しいです。

新しいホームページが新年に間に合えばと思いましたが、ただいま準備中。2月くらいにはスタートできるのではないかと思います。もうしばらくはこのブログが発信の場所です。
僕はいろんな方のブログを見るのが楽しみです。もちろん映画の感想や批評を読むのが一番の目的です。あまりに素敵な感想や批評にはコメント欄を通じて御礼を伝えさせていただきます。そんな中から、いくつかのブロガーの方とは交流も続いています。
最近ちょっと淋しいのは、ツィッターやフェイスブックが流行っているせいなのか、楽しみにしているブログが更新されないことが多くなっているように感じます。ツィッターやフェイスブックは即時に反応が戻ってきて楽しいのかも知れませんが、それはまるでTV番組のように流れていくもののようにも思います。わずかの字数で伝えられることは限られ、誤解を生むこともままあるようです。長い文章で綴られるブログは例えると映画のような…書き手も編集を繰り返して、時に読み手を感動させてくれることもしばしば…涙を流すことさえあります。写真ばかりで読み応えのないブログもありますが、はやり美しい文章で綴られた読み物が僕は大好きです。

久しぶりの<シネマなび>です。

※2006年4月のスタートから2012年5月まで、丸6年間続いた「シネマなび」が2012年8月に閉鎖になりました。当時書いた原稿のままに、加筆訂正しないで再録しています。

Vol.7 2006年11月3日

『キャリー』
『ブラック・ダリア』が公開中のブライアン・デ・パルマ監督の初期の作品です。
ホラー映画やスプラッター映画はあまり好きではありませんが、この『キャリー』は大好きな作品です。僕は映画学校の学生時代に一番好きな監督がブライアン・デ・パルマ監督でした。『殺しのドレス』や『アンタッチャブル』などはとてもスタイリッシュで、映像もサスペンスというよりは美しいと感じるほどでした。映画学校の卒業制作『スパークリング』は『キャリー』へのオマージュ作品で、学校の教室を血ノリだらけにした思い出があります。
この作品もホラー映画のジャンルですが、主人公・キャリーとその母親のあまりの切なさに映画館で涙を零してしまいました。ラストは思わず声を上げてしまいます。どうぞ一人で観てください。
ジョン・トラボルタ、ナンシー・アレン、ウィリアム・カットなど当時まだ無名だった俳優達を観るのも楽しみです。 ブライアン・デ・パルマ監督には他にも『愛のメモリー』というあまりヒットしなかった名作もあります。

キャリー

『旅の重さ』
まもなく映画『結婚しようよ』がクランクインします。この映画は全編に吉田拓郎さんの曲が流れる、吉田拓郎へのオマージュがテーマの作品です。ずっと学生の頃からこんな映画を撮りたいと思っていました。実は70年代に全編に吉田拓郎しか流れない映画があったのです。今回の『旅の重さ』がその作品です。オープニングは<今日までそして明日から>。映画音楽として流れるのは、拓郎さんの<恋の歌>という曲です。
高橋洋子さん演じる女子高生が家出をして、四国を旅するロードムービーですが、少しずつ周りの大人たちとのふれ合いのなかで、彼女自身が成長していくという青春映画です。高橋洋子さんも素晴らしいのですが、共演の大人たちも良いのです。
三国連太郎さんは今の佐藤浩市さんとそっくりなのは、思わずニヤリとしてしまいます。またほんの少しのシーンですが、秋吉久美子さんがこの作品でデビューしていて、本当に可憐です。
昨年やっとDVDになりました。是非ご覧ください。

旅の重さ

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シネマなび

※佐々部清監督が遺された貴重な記事を、特別に許可を得て掲載しています。

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