ほろ酔い日記

日本映画監督協会

ボクは今、日本映画監督協会で理事という仕事もしています。仕事といっても1円の稼ぎにもならない、いわゆるボランティアです。600名近い協会員の中から選ばれた25名が理事です。毎月、理事会などもあってスケジュールを調整するのが大変です。また、いくつかの委員会というのもあり、ボクは広報委員会という中に入っています。監督協会の大命題、著作権委員会などもあります。
広報委員会でのボクの仕事は、協会員に向けた毎月発行される会報誌「映画監督」の編集です。一応、副編集長に任命されています。
1月に嘗ての協会理事長の大島渚監督が逝去されました。広報誌でも所縁の深い監督たちにお願いして追悼文を募りました。読み物としてとても良い追悼文だったので、会員だけで読むのはもったいないと判断して、協会のHPに掲載することにしました。映画雑誌などでも<大島渚特集>はたくさん組まれていましたが、こちらはタダです。
是非、ご一読ください。
日本映画監督協会HP

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ここの所ずっとスポーツ番組を見ることが出来ています。
WBCは残念でした。ダルビッシュなどのメジャーリーグの選手たちも是非出場して欲しいと改めて思いました。間もなくプロ野球も開幕します。我が阪神タイガースは相も変わらずの手垢の付いたベテランに高額の年俸を払っての補強…生え抜きの主砲を育てて欲しいものです。それでも藤浪投手に期待です。
大相撲は白鳳の圧倒的な強さに感服、ずっと応援している稀勢の里がもう一つ爆発しないのが残念です。それでも、若手が少しずつ台頭してきているのが楽しみです。一番の期待は高安です。
さて今夜はサッカーW杯の最終予選ヨルダン戦。勝てばブラジルW杯出場が決まります。アウェーですがすっきり決めて、今後のゲームは本大会へのいろんな準備に充てられると最高です。23時キックオフとちょっと遅いOAですが、しっかり見届けようと思います。

【追記】
昨年から打診されていた<しものせき海峡映画祭>での『痕跡や』の上映。
主催者側から正式に要請があったのですが、『痕跡や』製作者サイドが出品できないとの回答。DVDなどで販売している作品なので、映画祭での上映がマイナスになるという判断だそうです。残念な判断です。
『痕跡や』は関東ローカルでしか放映されていない作品です。地方都市で作品を知ってもらえる、そして観てもらえる大きなチャンス(それも大きなスクリーン)でした。DVDの宣伝にもなると思うのだけど、考え方って十人十色で不思議なものです。とにかく残念で仕方がない!
やはり日本映画監督協会が提唱する「映画監督に著作権!」、これを自分達のものにしないとダメですね! こんなにシンプルで単純なことも実行できない!

【さらに追記】
『痕跡や』の上映。
自分なりに頑張って交渉を続けました。何と、製作者サイドから上映の許可が出ました。
いろんな方のご尽力があっての許可です、感謝です。
僕自身もあきらめずに働きかけて良かったです。
<海峡映画祭>は小さな映画祭ですが、熱や想いは大きな映画祭、今年も参加予定です。

 

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ダビング終了…

『東京難民』のダビング作業が終了しました。
僕が参加する作業のすべてが終了したわけです。今回の仕上げスタッフは初めてのチームでしたが、しっかり準備も出来ていてスムーズに進行しました。オリジナル・スコアを作曲していただいたのも初めての方でしたが、僕のリクエスト通りに素晴らしい音楽を提供していただきました。ある意味、音楽や効果音の付け方も『東京難民』は新しいことに挑戦したつもりです。難しかったけど、通してプレビューした感触は悪くありませんでした。と言うか、良かったように思えました。28日に0号試写で、出資サイドのプロデューサーやスタッフ達にお披露目です。来月の頭には参加してくれた俳優陣にもお披露目です。緊張しますが、早く観て欲しくもアリ…です。それにしても『東京難民』の宣伝的な情報公開はいつになるんだろう…。
配給・宣伝会社の皆さん、よろしくお願いしますよ〜って感じです(笑)。
僕の頭は間もなく『六月燈の三姉妹』モードに切り替わっていきます。

4月1日を新しいホームページ開設日にしようと思っています。
最終調整をしてもらっています。

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鹿児島ロケハン

金曜日のから2泊3日の鹿児島ロケハンに行ってきました。
もちろん『六月燈の三姉妹』のロケハンです。今回は主要な場所の確認、および地元の方々との顔合わせが大きな目的でした。本格的なロケハンは、4月に入ってからのメインスタッフ・ロケハンです。
金曜日の夜と土曜日の夜、二日続きで交流会をやりました。少々飲み過ぎたせいもありますが、ホテルのエアコンの状況が分からずに暑さと寒さが行ったり来たりで、何だか体調を壊してしまいました。
今週末からは『東京難民』の最後の作業、ダビング(音の仕上げ)が始まります。体調を整えながら、『六月燈の三姉妹』のシナリオ直し作業も少しずつやりつつ、備えようと思います。

WBCはずっと見ています。
何と言っても台湾戦がすごかったです。ハラハラドキドキの連続で、やはりこの大会は盛り上がります。でも、ホントは山本浩二監督の采配がしっかりしていれば、もう少し楽な展開になったようにも感じました。実際に闘うのは選手なんだと改めて実感しました。今夜は2回目のオランダ戦、キューバが脱落してくれて良かった…。

少々遅れていた新しいホームページが間もなく開設出来そうです。
最後の不具合などの調整をしてもらっているところです。以前の「sasabe.net」を踏襲しつつ、とても見易いHPになりそうです。もうしばらくお待ちください!!!

3月14日(木)
鹿児島から戻ってずっと体調不良…。
39℃近い熱と37℃台を行ったり来たり。元々熱に弱いタイプなので、何もやる気が起きずに困ってしまう。今日は『東京難民』のタイトル入れの作業があり、ほんのちょっと確認に出掛けたのだが、夜になるとまた発熱…明後日から本格的なダビング作業が始まり、5日間ほどスタジオに入りっぱなしになります。何とか早く治さないとスタッフに迷惑が掛かってしまいます。このブログに書くのも治癒への<気合い>です!(笑)

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下関文化らく~ざ

二日間の「下関文化らく~ざ」に行ってきました。
僕が参加した2つの講座は一番大きな教室でしたが、どちらも満席でした。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

初日の夜は、市民のみなさんと我々講師陣との交流パーティもありました。30組の講師陣がそれぞれ挨拶、もう何だか収拾が付かずに、それぞれの挨拶が長いので交流どころではありませんでした。僕と田中慎弥さんの挨拶は15秒で済ませたのですが…。
パーティ後、松田美由紀さんのお誘いで黒田征太郞さんや渡邉俊夫さん達と一杯やりました。美由紀さんとは昨年の周南映画祭以来でした。ゆっくり飲みたかったのですが、豊浦高時代の仲間が待ってくれていたので3次会はそちらで飲みました。

二日目の朝、ちょっと早起きして松田美由紀さんのパフォーマンスに参加しました。美由紀さんの朗読に坂本道弘さんがチェロでハモります。そして黒田征太郎さんがその朗読を感じながら絵を描いていくのです。その絵はおよそ1時間で58枚…! 何ともすごいパフォーマンスでした。僕は後半ずっと感動して泣いていました。こんなパフォーマンスをわずか500円という入場料で感じることが出来るのに、少しですが空席がありました。もったいないなぁ…と。
お昼ご飯を挟んで、その同じ会場で僕と田中慎弥さんの対談です。打合せナシのぶっつけ対談をやろうと思っていたのですが、松田美由紀さん達のパフォーマンスを観ると、何だか自分がお客さん達をナメてたように感じて、結局お昼ご飯の時間を田中さんとの打合せに充てました。1時間の対談の打合せを1時間近くやりました。お金を払って頂くということはそういうことだというのを、松田美由紀さんのパフォーマンスに教わりました。…恥ずかしい。

夜は特別な打ち上げもなかったので、田中慎弥さんをお誘いして、気の合う仲間たちと食事をしました。2次会、3次会と続いて、結局7時間ほど飲みました。田中さんと文学や映画の話は尽きませんでした。次回の約束をして、お開きは午前2時でした。

わずか二日間のイベントでしたが、新しい<一期一映>もありました。
秋山香乃さんという作家…この若さで歴史にどれだけ詳しいのだ。
小林兄弟という自主映画作家さん…パワフルな若者でした。
穴見めぐみさんというピアニスト…作曲家でもありますし、美人です。
下関在住の自主映画作家たち…次回作が楽しみです。
そのほかにもたくさんの方々に。
一つだけ残念なのは、下関市立大学で開催しているのに大学生の姿がほとんどない。観客の方々の年齢が高すぎるでしょ。もっともっと若い人がこういう文化的なイベントに感心を持ってくれるといいなと思いました。ゲームやアニメだけが文化じゃないんだけどね。

松田美由紀さんから、頂いた著書。
「好き好き大好き!ー明日を生きる言葉ー」

そして2つ写真集。
「ボクノクルマ」  「SUPER MIYUKI MATSUDA

たくさんの素敵な言葉と素敵な表情を、いただきました!!!

松田

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今年初めての…

やっと映画を劇場に観に行きました。
いろいろと迷いましたがチョイスしたのは『王になった男』です。いつも行く川崎のシネコンはほぼ満席でした。あまり大きくないハコでしたが、9割方埋まっていて驚きました。
撮影・照明・美術・音楽、どれをとってもプロの仕事でした。もちろんイ・ビョンホンを中心とした俳優達もです。アマチュアっぽい作品がやたらと評価される日本映画よりも僕はこちらが断然好みです。あっという間の2時間10分でした。全国で90館ほどの公開がちょっと残念です。韓国では史上3番目の動員記録を作った作品です。もう少し力を入れた宣伝が出来れば良かったのに…。
早く行かないと終わってしまいそうな『レ・ミゼラブル』。何とか来週には行きたいです。あとは『シュガーマン』というドキュメンタリーが気になります。

もう一つの今年初めて…。
いつもお世話になっている周南のA先生から<ふぐ>を送っていただきました。直径40㎝もある大皿のふぐ刺しは家族3人では多すぎるくらいでした。後半はてっちり(ふぐ鍋)を使って、しゃぶしゃぶにして食べました。もちろんラストはふぐ雑炊です。何とも贅沢な夕食でした。

ふぐ

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オールラッシュ

一昨日は『東京難民』のオールラッシュでした。
オールラッシュというのは、編集の最終的な状態での試写です。2時間10分を切る、最初に考えていたくらいの長さになりました。大切に撮った1カット1カットを切って捨てていくのは辛い作業ですが、勇気のいる作業でもあります。
昨日は最終的な編集に合わせてのアフレコがありました。ロケ場所の状況などでセリフがキチンと録れてなかったり、不明瞭で聞き辛い箇所などを映像に合わせて俳優陣に喋ってもらいます。打ち上げ以来、久しぶりに中心的な俳優さんたちに集まってもらいました。丸一日掛かっての作業でしたが、さらに作品は良くなると思います。終了後のビールは美味しかったです。
最後の作業は、音楽や音響効果の仕込みを待ってのダビングです。3月半ばくらいに予定されているので、作曲が出来るまでしばらく僕の仕事はありません。本を読んだり、映画をゆっくり観たり出来そうです。

先日、作業後にちょっと飲みに寄った酒場…なんとあの元ガロのヴォーカルこと大野真澄さんとお会いしました。歌声は残念ながら聞くことは出来ませんでしたが、70年代当時のフォークやロックの興味深いお話をいっぱい聞かせていただきました。ついつい気づくと午前2時、家に戻って叱られたのは言うまでもありません(笑)。

【お知らせ】
3月1日(金)21:00~WOWOW『ツレがうつになりまして。』
3月2日(土)19:00~ BS-TBS『陽はまた昇る』の放映のことは前回の記事に書きました。
さらに興味深い作品が放映されます。
2月26日(火)21:00~NHK BS 『お日柄もよくご愁傷さま』
チーフ助監督として参加した作品です。そして、大好きな作品です。
DVD化もされていませんから、この機会に是非!!

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編集作業…

『東京難民』編集作業が大詰めです。
編集ラッシュ試写を重ねながら、細かく細かく編集の直し作業を続けています。
通常の僕の作品は、2時間を700~800カットくらいのカット数で構成されているのですが、今回は優に1000カットを超える作品になりそうです。感情を表現するだけでなく、アクションや説明の描写シーンもたくさんありますから…どうしてもカット数が多くなります。大変なスケジュールの中で撮ったので、技術的なミス、もちろん僕の演出的なミスもあり、その修正のための編集も必要になったりします。それでも悔いを一つも残さないように丁寧に編集をしています。こんなに編集室に入って1カット1カットを足し引きしながらの編集は初めてかも知れません。2時間を少し超える作品になりますが、今の時点で音楽や効果音も入っていないのに長く感じない…きっとうまく行っているのだと思います。
来週いっぱいで編集作業を終え、気になる箇所のアフレコ、そして作曲家との音楽の方向性の打合せなどが始まります。まだまだ完成までには遠い道程ですが、気を抜かずに頑張ろうと思います。

『六月燈の三姉妹』の打合せも少しずつ始まっています。こちらはもう公式HPがあるのに、『東京難民』は宣伝的な動きがまったくナシ!…ちょっと心配だなぁ。

【お知らせ】
3月2日(土)19:00~ BS-TBS
『陽はまた昇る』が放映されます。
BSとは言え、中々民放では放送してもらえない作品です。
ほとんどカットしてない状態で放映されます。是非、ご覧ください。

PS

『ツレがうつになりまして。』

3月1日(金)21:00~WOWOW
OAだそうです。僕はまったく連絡を受けないので、ネット上で知る限りですが…
WOWOW、僕は契約してないので観ることが出来ません(残念!)

【お知らせ】
3月2日(土)3日(日)の二日間、<2013下関文化らく~ざ>に参加します。
僕はオープニングの「特別講座」と二日目の「真剣勝負 映画か文学か」という講座で芥川賞作家の田中慎弥さんとトークです。他にも興味深い、いろんな講座があります。講座といっても堅苦しさは感じないと思いますから、是非お越しください!
らく~ざ小

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哀悼、國松さん

『ツレがうつになりまして。』のプロデューサー、國松達也さんが逝去されました。
四年間、どこからも振り向いてもらえなかった『ツレうつ』を実現するためにご尽力頂いたプロデューサーです。 シネムーブ・臼井プロデューサーの早大シネマ研究会の大先輩でもありました。そんなご縁で『ツレうつ』の実現に至ったわけです。学生時代の70年代から自主映画に携わっていらっしゃっただけあって、当時の映画の話を始めるとお酒とタバコと共に熱く語り合えて、同志だったように思います。僕自身は『ツレうつ』が最初の出会いだったので、そんなに深い付き合いではありませんでしたが、今夜のお通夜にはそうそうたる監督達やプロデューサーがお集まりでした。國松さんの最後のプロデューサー作品は「北のカナリアたち」でした。52歳はあまりに早すぎました。
追悼の意を表して…合掌。

國松

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シネマなび…Vol.8

やっと落ち着いた日々を取り戻しています。
久しぶりに<シネマなび>の更新です。

※2006年4月のスタートから2012年5月まで、丸6年間続いた「シネマなび」が2012年8月に閉鎖になりました。当時書いた原稿のままに、加筆訂正しないで再録しています。

Vo.8 2006年11月24日

『カッコーの巣の上で』
先月、東京国際映画祭で黒澤明賞を受賞したミロシュ・フォアマン監督の作品です。15年振りにミロシュ・フォアマン監督と会いました。実は15年前、日本で一緒に作品作りの準備をしました。ユーモア溢れる素敵な監督でした。 ミロシュ・フォアマンはこの作品で米・アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞しています。
精神病院が舞台のシリアスドラマですが、ミロシュ・フォアマンはこの作品をコメディと言っていました。ほかに『アマデウス』や『ラリー・フリント』等の作品も自分の作品はすべてコメディと言っていました。僕にはこの作品だけはコメディには思えなかったのですが……。
ジャック・ニコルソンを初めとした患者たちは当然素晴らしいのですが、権力の象徴として描かれる、ルイーズ・フィッシャー扮する看護婦長の怖さに圧倒されます。ミロシュ・フォアマン作品はいつも権力に挑む人たちが主役です。
何度観てもラストシーンには涙が溢れます。音楽の使い方なども良いお手本です。

カッコー

『デルス・ウザーラ』
厳密に言えば日本映画ではありませんが、黒澤明監督作品なので……
黒澤作品は『七人の侍』を筆頭に『用心棒』『椿三十郎』などのエンターテインメント作品が多く取り上げられます。でも一方僕は『生きる』などのヒューマニズム溢れる作品も大好きです。
この作品は、ロシアの地図作製のために調査隊が自然に挑むお話。その道案内をするのが森に住む猟師のデルス・ウザーラです。いわば文明と自然の対比を調査隊の隊長と猟師という図式で描くのですが、その背景になる自然の描写が素晴らしいです。天候に拘る黒澤監督らしく、いろんな条件を狙って撮っていると思いますがその粘りには感服です。
デルスの叫ぶ「カピターン!」(=隊長)という声に最後の方では感動させられます。 黒澤作品としては大ヒット作品ではなかったと思いますが、是非ご覧ください。

デルス

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打ち上げ…

『東京難民』昨夜は打ち上げでした。
主立った俳優陣も揃っての楽しい打ち上げでした。
スタート時の<乾杯>も作品に絡めてホストクラブの<シャンパンコール>で始まりました。
まだ俳優陣を紹介できないのが残念です。僕も扮装して、ちょっとした出し物を披露しました。
ビンゴ大会での、ど派手な景品など何一つない宴ですが、スタッフとキャストに一体感があって、とても温かい打ち上げでした。2次会、3次会と続き、夕方6時半に始まった打ち上げは朝の5時過ぎに終了しました。久しぶりに電車を乗り過ごしてしまい、一時間近くをロス。結局、自宅に戻ったのは朝7時過ぎでした。久しぶりのオールナイトでの痛飲でしたが、心地よい二日酔いでした(ヘンな表現)。

来週からは編集作業が始まります。これまでの自作品は、登場人物を長いスパンで追う作品が多かったのですが、今作は次から次へとシチュエーションが変わっていきます。編集のリズムが難しい作品になりそうです。編集担当も今作で初めて組むスタッフ、こちらもお手並み拝見って感じで楽しみです。ラッシュもほとんど観ていないので不安もありますが、楽しみも倍増です。おそらく2時間を少し超える作品になりそうで、その尺を3週間で撮ったというのは疲れるのも当たり前だとあらためて思いました。マッサージに行って、少しのんびりしたいと思います。

並行して進めていた新しい映画がどうやら成立しそうな雲行きです。
こちらは『東京難民』よりもさらに規模の小さな地方発信の映画ですが、脚本が気に入り、お受けすることにしました。きっと僕らしい家族のお話です。すでに公式サイトが出来ていて、僕の名前も入っているので公開しても大丈夫なのでしょう。キャスティングやロケハンなどもこれからスタートで、たくさん乗り越えなければならないハードルもありますが、うまく進むことを祈ってます。

『六月燈の三姉妹』

【追記】
いつものことながら…、打ち上げを終えた日あたりから体調不良。
撮影中は大丈夫なのに、終わるといつもこうです。
少々の発熱と関節痛に悪寒…風邪の初期症状ですね。
しっかり暖をとって養生しようと思います。

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クランクアップ!

『東京難民』無事にクランクアップしました。
大きな事故もなく、ホッとしています。
すべてのスタッフ、キャスト、そしてご協力いただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

第4クールと第5クールが一緒くたになっての最終クール、8日間連続の撮影は過酷でした。
僕が一杯々々なのでスタッフはもっと大変だったはずです。もちろん若い俳優陣も…ホントにみんな頑張ってくれました。
これが12本目の作品ですが、とにかく肉体的にも精神的にも一番大変だったように思います。
それでも悔いのない撮影でした。
まだまだ編集や音の仕上げ作業はありますが、手応えも感じています。
きっと映画の神様が微笑んでくれるでしょう。

後日行われる打ち上げはとことん飲もうと思います!!!
とにかく今は、眠りたい。
でも、早朝5時には目が覚めるのでしょう(笑)。
一ヶ月の<東京難民>生活、やっと終わりです。明日は自宅に帰ります。
お疲れさまでした。

【追記】
1月8日が55回目の誕生日でした。
昨夜自宅に戻ると勉強机のイスの上に紙包みがありました。娘からの誕生日プレゼントでした。これまでは100円ショップのものが多かったのですが、大学生になってからはアルバイトも一所懸命にやっていて、今回はグレーのセーターでした。うん、打ち上げに着ていこう!

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第3クール、終了

『東京難民』第3クールが終了。
昨夜は日付が変わる頃に終わりました。疲労度は120%といったところでしょうか(笑)。スタッフにも病欠者が出て、ちょっと不安です。
これまでの自作品とはかなり色合いの違う映画なので、初めて撮るようなシチュエーションが多く、集中を解く時間がほとんどないのが疲れる一番の原因かも知れません。でもその分、ラッシュを観るまでの期待もいっぱいです。今回はフィルムなので、その場での確認が出来ません。なので尚更、期待がふくらみます。もちろん、不安もですが…。

今日は撮影が休みの準備日なので、2週間ぶりに自宅に戻ろうかと思ったのですが、これから先の一週間が天候の悪化が予想されるようで、大幅なスケジュールの変更なども考えられます。第4クールと最終クールは、休みを挟まずにぶっ通しで進行しそうです。その対処のために、僕自身も予習が必要なので、結局は単身マンションでの<勉強>を選択しました。こらから、溜まった洗濯をして、台本と向き合います。

スタッフの頑張りに助けられ、俳優陣も僕の即興の演出にすばやく反応してくれます。 残り10日ほど、全力で乗り切ろうと思います。

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ふ~、疲れた…

『東京難民』快調に撮影は進んでいます。
6日にクランクインしてからずっと緊張の連続で疲労度は100%。足・腰・背中・肩・首はパンパンです。今の一番の楽しみは薬用バブのお風呂に浸かって、アイスクリームをぱくりです。ただお風呂掃除や洗濯はうんざりします(笑)。単身のマンション生活はつらい!!!
とくにこの3日間の撮影は通常の2倍近い撮影の分量、オマケにあの雪!…大変でした。
雪を予想して前日に表でのロケは済ませて、当日は室内のみの撮影に切り替えたのですが、実際にあのしんしんと降り積もる雪をお昼休みに見てしまい、急遽、1シーンを雪のシーンに変更して撮影しました。助監督時代に「北の国から」や「鉄道員」で学習したことです。スタッフ・キャストは大変でしたが、おかげで素晴らしいシーンが撮れました。この瞬間の一致団結に感謝です!
お弁当屋さんが来れなくなり、近くのデパートやスーパーなどを駆け回っての調達。売る側も残したくないので、1100円のお弁当が500円OFFなど…ちょっと豪華なお弁当になりました。結局、夜もホテルを探して宿泊となりました。
昨夜はこの寒さの中で、雨を降らせてのアクションシーン。
ずぶ濡れになって寒さに耐えた俳優陣に感動、そしてすべてのスタッフに感謝の撮影でした。

今日は諸準備で撮影はありません。ちょっと緊張から解放されますが、打合せや確認事で自宅には戻れません。
何だか、自分自身も<東京難民>です(笑)。

さあ、折り返しまで来ました。
明日からまた、第3クール目に入ります。

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新作、スタート!

『ツレがうつになりまして。』以来、2年ぶりに新作映画が無事にクランクインしました。
スタッフはいつもの佐々部組のレギュラー陣が集まってくれました。俳優陣は若い俳優達を中心に初めてのキャストが多いですが、その若い俳優達を支えるように馴染みのベテラン陣が集結してくれています。

『出口のない海』以来のフィルムでの撮影が新鮮でワクワクしています。『チルソクの夏』と同じような規模なので、カメラも35ミリではなくスーパー16ミリという『チルソクの夏』と同じカメラ。初心に戻ったような感覚で新しいことに挑戦しています。

作品のタイトルや詳しい内容などをまだ報告出来ませんが、何れこのブログで報告しようと思います。
何はともあれ、昨日順調にクランクイン。
今日も順調に消化しました。
オールロケの撮影なのでちょっと寒さが堪えますが、頑張って乗り切ろうと思います。

【追記】

新作映画のタイトルだけ公開してもよいと許可が出ました。
『東京難民』
これまで撮ってきた作品とはまったくテイストの違う、僕としては過激な作品になりそうです。

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年は今週末(6日)から新作映画がクランクイン。お正月も依頼された原稿や新作の勉強などがあって落ち着きません。一昨年のお正月も『ツレうつ』のクランクインが控えていて忙しくしていたのを思い出します。今回の新作も『ツレうつ』のように上手く運ぶと嬉しいです。

新しいホームページが新年に間に合えばと思いましたが、ただいま準備中。2月くらいにはスタートできるのではないかと思います。もうしばらくはこのブログが発信の場所です。
僕はいろんな方のブログを見るのが楽しみです。もちろん映画の感想や批評を読むのが一番の目的です。あまりに素敵な感想や批評にはコメント欄を通じて御礼を伝えさせていただきます。そんな中から、いくつかのブロガーの方とは交流も続いています。
最近ちょっと淋しいのは、ツィッターやフェイスブックが流行っているせいなのか、楽しみにしているブログが更新されないことが多くなっているように感じます。ツィッターやフェイスブックは即時に反応が戻ってきて楽しいのかも知れませんが、それはまるでTV番組のように流れていくもののようにも思います。わずかの字数で伝えられることは限られ、誤解を生むこともままあるようです。長い文章で綴られるブログは例えると映画のような…書き手も編集を繰り返して、時に読み手を感動させてくれることもしばしば…涙を流すことさえあります。写真ばかりで読み応えのないブログもありますが、はやり美しい文章で綴られた読み物が僕は大好きです。

久しぶりの<シネマなび>です。

※2006年4月のスタートから2012年5月まで、丸6年間続いた「シネマなび」が2012年8月に閉鎖になりました。当時書いた原稿のままに、加筆訂正しないで再録しています。

Vol.7 2006年11月3日

『キャリー』
『ブラック・ダリア』が公開中のブライアン・デ・パルマ監督の初期の作品です。
ホラー映画やスプラッター映画はあまり好きではありませんが、この『キャリー』は大好きな作品です。僕は映画学校の学生時代に一番好きな監督がブライアン・デ・パルマ監督でした。『殺しのドレス』や『アンタッチャブル』などはとてもスタイリッシュで、映像もサスペンスというよりは美しいと感じるほどでした。映画学校の卒業制作『スパークリング』は『キャリー』へのオマージュ作品で、学校の教室を血ノリだらけにした思い出があります。
この作品もホラー映画のジャンルですが、主人公・キャリーとその母親のあまりの切なさに映画館で涙を零してしまいました。ラストは思わず声を上げてしまいます。どうぞ一人で観てください。
ジョン・トラボルタ、ナンシー・アレン、ウィリアム・カットなど当時まだ無名だった俳優達を観るのも楽しみです。 ブライアン・デ・パルマ監督には他にも『愛のメモリー』というあまりヒットしなかった名作もあります。

キャリー

『旅の重さ』
まもなく映画『結婚しようよ』がクランクインします。この映画は全編に吉田拓郎さんの曲が流れる、吉田拓郎へのオマージュがテーマの作品です。ずっと学生の頃からこんな映画を撮りたいと思っていました。実は70年代に全編に吉田拓郎しか流れない映画があったのです。今回の『旅の重さ』がその作品です。オープニングは<今日までそして明日から>。映画音楽として流れるのは、拓郎さんの<恋の歌>という曲です。
高橋洋子さん演じる女子高生が家出をして、四国を旅するロードムービーですが、少しずつ周りの大人たちとのふれ合いのなかで、彼女自身が成長していくという青春映画です。高橋洋子さんも素晴らしいのですが、共演の大人たちも良いのです。
三国連太郎さんは今の佐藤浩市さんとそっくりなのは、思わずニヤリとしてしまいます。またほんの少しのシーンですが、秋吉久美子さんがこの作品でデビューしていて、本当に可憐です。
昨年やっとDVDになりました。是非ご覧ください。

旅の重さ

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シネマなび

※佐々部清監督が遺された貴重な記事を、特別に許可を得て掲載しています。

Vol.65 2012年4月5日
Vol.64 2012年3月1日
Vol.63 2012年2月2日
Vol.58 2011年6月16日
Vol.57 2011年5月19日
Vol.56 2011年4月21日
Vol.55 2010年12月17日
Vol.54 2010年11月19日
Vol.53 2010年10月15日
Vol.52 2010年9月17日
Vol.50 2010年6月18日
Vol.48 2010年5月18日
Vol.46 2010年3月19日
Vol.45 2010年2月19日
Vol.44 2010年1月15日
Vol.43 2009年12月18日
Vol.41 2009年10月16日
Vol.40 2009年9月18日
Vol.39 2009年8月21日
Vol.36 2009年5月15日
Vol.35 2009年4月17日
Vol.23 2008年2月22日
Vol.15 2007年6月22日
Vol.14 2007年5月25日
Vol.13 2007年4月27日
Vol.11 2007年2月23日
Vol.07 2006年11月3日
Vol.06 2006年9月29日
Vol.03 2006年6月23日
Vol.02 2006年5月26日